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それだけが目的ではないのですが鹿児島を出発

もちろん普通列車で（笑）

鹿児島から隼人へ。肥薩線に乗り換えです
古い駅舎と弁当で有名な駅が窓の外を流れていき
しばらくすると吉松に到着

ここからは山線というらしく文字通り峠を超えていきます
しんぺい号に乗ったのですが、これが観光列車
スイッチバックとかループ線とか、いちいち（笑）止まって説明してくれます

日本三大車窓にいたっては、雨で見えなかったのですが
写真で見せてくれる充実ぶり！

終点まで駅が３つあるのですが
各駅５分ぐらい止まって、見学が出来る
それぞれに特色があってなかなか面白い

登りのゆっくりと比べて、急加速の下りもなかなか刺激的です

終点の人吉で待ち時間が１時間半
国宝に指定された青井阿蘇神社を見て
「なんか、スゲェ」とか言いつつブラリとして
普通列車で八代まで行こうと思っていたところ

時刻表にSL人吉の文字が！

即決で＋８００円で熊本へのSL初乗車。
いわゆる川線の始まりです

汽笛のおとを響かせて走り出し
車窓には煙が、車内はちょっとだけ煙のにおい

今までこういうのは電気で走らせて、
飾りで煙を出しているのかと思っていたのだが
実際に石炭を焚いてました
釜に近づくとリアルに熱い

汽車は川の流れを眺めながら、ゆっくりと進んでいく
全席指定なので、人吉から行くときのお勧めは右側
今回は左でしたが．．．

崖しか見えなくて心折れそうでした（笑）

鉄橋を渡れば反対になって見えるのですけどね
どちらかいえばていう感じのお勧めです

それにしても、汽車を見ている沿線の人が
みんな手を振っているのにビックリ
なんか旅情をそそられる

たぶん、運転手さんが振ってたのでしょうが
SLに対する、地元の人の盛り上げというか協力に感動します

というのは勘ぐりすぎか。大人になりすぎですかね（笑）

でも、ちょっとしたことですが
まわりの盛り上げる空気が雰囲気を作って
好印象とその場の感動を作る。と、
いろいろなものをみて思っているわけですよ

そんなこんなで、あっというまに熊本へ到着

新幹線でかなり速くなった鹿児島からの距離ですが
たまには、肥薩線でのまわり道はいかが？
鹿児島ではなかなか体験できない
山深さを感じることが出来ます

ちなみに、熊本からの普通列車
自分の頭の中は「かしわうどん」の事ばかりであった（笑）